2010/02/12

SAVES OUR OCEAN & LIFE!!! at Chiba in Japan

遅ればせながら、今現実に自分の身に起きている問題を少しばかりですが調べて参りました。

私が住む町の隣町で考えさせられる事態が起きております。
隣町といっても、直接的に私の身にも関わる事なので、ここに書かせて頂きます!


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今、千葉県長生郡一宮町海岸一帯では海岸に『ヘッドランド』と呼ばれるT型の堤防を作る工事をしています。

この工事は海岸の浸食を防ぐ目的で行われているのですが、その工事のせいでいくつかのサーフポイント消滅してしまう可能性が出てきております。

その問題をサーファー目線ですが、詳しく解説しているサイトがあるので
コチラ(海上最強.comさん)をご覧下さい!!
また、私のお友達のブログもご覧下さい!!


この工事を進める事によりサンライズと呼ばれるサーフポイントが消滅してしまいます…
ここは、私もよく波乗りをしたポイントです。ちょっと厚めだけど、パワーがありスピンの練習に最適の波質でした。

そして、このサンライズポイントが無くなるだけでなく、将来的には志田下(正式名称は釣ヶ崎海岸、波乗り道場と呼ばれる千葉ではとても有名なサーフポイントで、多くの国内のプロサーファーがここで育った)も無くなってしまう可能性があるという事です。
志田下も毎日のように入りに行ってました。そして、多くの人たちと知り合い、とても刺激を受けた場所です。


2002年7月23日 @志田下 yuka撮影


この様に書いていると、サーファーに影響があるだけじゃないかと思われると思いますが、そうではないのです!!!!!!!

上で紹介した海上最強.comさんに書かれてますが、

>> 工事が全部完了すると、海がコンクリートにより塞がれてしまう場所が、一宮~太東間で合計する約1.4kmになります


海がコンクリートに塞がれるって、もはや海では無いですよね。。

このヘッドランドを造り出してから、どんどん砂が無くなっているように思います…
一宮海岸や東浪見海岸がいい例だと思うのだけど。
この二つの海岸は、海までの砂浜が長かったのだけど、今ではすっかり砂浜が無くなってしまいました。。。
太東海岸でも砂が上がり、砂浜も小さくなっています。
東浪見でマルイプロが行われていた時は、浜でシート敷いて観戦していたんだよな…

このままでは海水浴も出来なくなってしまいます。
そうすると、海水浴客やサーファーを相手にしている飲食店や宿泊施設で働く人たちにとっては大問題です。
ちなみに私の家では飲食店をやっています…隣町だからと言ってはいられません…

また、その一方近くの太東漁港では海と漁港の入り口や漁港内に砂が溜まり出し、漁船の出入りを妨げる事態にもなっていて、毎日の漁に影響が出ております。
実際、何度かこの砂によって座礁した漁船を見ています。


これはサーファーだけではなく、この地域に住む人たちにとっても一大事なのです!!!!


まだこのヘッドランド工事は完了しているわけではないので、この先良くなるかもしれない。
だけど、この先って何年後だ?ってなりますよね。

他の地域ではヘッドランドを造った事で、状況が良くなったのかもしれない。
でも、それはその地域にたまたま合っただけで、ここでは違うかもしれない。

自然相手の事なので、確実な事なんて私たち人間には分からない。
推測だけで今ある自然を壊してしまうのはどうかと思います。

とても残念で仕方がありません。

町や県には砂の流出を防ぐ事だけではなく、人の流出を防ぐ方法をもっと考えてもらいたいです。


九十九里浜の名前通り、九十九里の浜がこの先残されていますように…


2002年7月23日 @志田下 yuka撮影


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少しでも関心をお持ちでしたら、ぜひ千葉県長生郡一宮町海岸侵食対策事業6号ヘッドランド工事を一時中止する署名に協力お願い致します!!!


以下コピペです。。。


『千葉県長生郡一宮町海岸侵食対策事業6号ヘッドランド工事を一時中止する要望』の署名用紙
CHPホームページより


未完成ヘッドランド(PDF)の資料や、堤防資料は下記からお手数ですがダウンロードしてください。
資料のZIPファイルのダウンロードはこちら




2月20日に一度まとめて、集まった署名を前原国土交通大臣、森田千葉県知事、玉川一宮町長に提出する予定ですので、お手数をお掛けして申し訳ありませんが、それまでに下記の緊急準備室宛まで集まった署名を郵送していただけると助かります。


工事のスピードが凄く早いので、早急に工事中止の要望書を国土交通省、千葉県、一宮町に提出して、地域住民への説明会が行われるまで工事をなんとか一時ストップさせて、その間に代替案などの模索や、今後の対策を皆で考えていきます。


この活動は、デモ等をしてただやみくもに工事の中止を求めるのではなく、皆が納得をし、また本当に九十九里浜を守れる方法を国・県・町などの行政や工事関係者にも提案していくための活動です。


そして九十九里浜で行われる工事を、日本全国で今後行われるであろう同様の工事の成功事例として役立てていければとも考えています。


詳しい内容・要望などのお問い合わせは下記までお願いします。


一宮の海岸環境を考える会代表
小松直之緊急準備室
〒299-4303 千葉県長生郡一宮町東浪見7428-3
TEL&FAX 0475-42-1173
kaigan@marvelosu-jp.com

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